こんにちは,
今回は対話ロボットコンペティション2022(DRC2022)に参加した感想などをまとめていきたいと思います.
(おそらくあるであろう)DRC2023に参加する予定の方など興味のある方の参考になればと思います. (※ 私が参加したチームの内容や内情はありませんのご了承ください)
DRC2022とは
本コンペティションは,文部科学省科学研究費助成事業「新学術領域研究」 人間機械共生社会を目指した対話知能システム学(対話知能学)のプロジェクトの一環として行われます sites.google.com
新研究領域を発展させるための一つの試みみたいです. 今回は2回目で前回はオンラインが主で行われたみたいですが,コロナの状況が収まってきたおかげか,予選本選ともに対面で行われていました.
スケジュール感
2022年のおおよそのスケジュールについてまとめておきます
- 4月初旬:申し込み
- 8月まで:説明会・情報共有会(2・3回)
- 7月中旬から8月初旬まで:リモートテスト(数回)
- 8月中旬から下旬まで:予選会(東京・日本科学未来館)
- 9月中旬:予選結果発表
- 9月末ごろ:Paper Descriptionの提出
- 10月末:ArXivへの投稿,本選(IROS2022・京都国際会館)
予選
東京にある日本科学未来館の自由に入れるスペースで行われました. 夏休み期間に行われたせいか,結構な人が体験してくれてより正当な評価が行えたんじゃないでしょうか. (ちなみに本選で選ばれるかどうかはこの予選での体験者アンケートで決まりました)
Paper Description
予選に出場した各チームは,開発したシステムについての論文を執筆しました. コンペ運営側でプロシーディングスとしてまとめていて,以下URLで見ることができます.
本選
本線は10/24 -10/26に京都国際会館で行われていたIROS2022の併設ワークショップとして開催されました. そこでは本選に出場したチームのシステムがお偉いさん方の体験があり,プレゼンもありました. その点数を総合的に評価され1位が決まりました.
感想
自分の研究分野ではあまりデモという形で行うことが少なく,プレゼン発表しにいくという感じなので新鮮でよかったです.実装できなかった部分もあるので,ぜひまた来年も出たいと思いました. また結構注目されているコンペではと感じました.結構動画も上がっています.ぜひご覧ください!